我が家の完成までの記録−2
平成15年3月21日(金)いよいよ棟上げです

21日は祭日でこの日に棟上げを行うことにしました。まず前日の20日までに材料の搬入です。木造住宅の材料の多さに驚きです。各材料には、全て材料の番号が記されていました。今回使用する材料は、純国産を使用したこだわりの和風住宅になります。これは、施工をお願いした大進建設の昔からのこだわりだそうです。

木これは梁、棟木などです、材料は松で福井県から来ているそうです。岐阜あたりでは松枯れの影響で大きな松は殆どなくなってしまったそうです。 横の空き地を利用して事前に組み立てが行われていました。 これは、屋根を作るための斜め材垂木(たるき)です。
色んな組み立て用のパーツがあります。まるで模型の世界です。 垂木です 柱材は、ヒノキが使用されています。これは岐阜県東濃地方産だそうです。
1階、2階と繋がっている通し柱です。ヒノキです。こんな感じで「ほ十二」とか場所を表す記号が書かれています。 これが裏に生えていた「ケヤキ」の大黒柱です。30cm角でずっしりとしていますね。こんな感じで紅白のサラシを巻いてお化粧されています。
屋根の瓦の下には「杉皮」が並べられます。最近この杉皮も少なくなって、これは岐阜県美山産で杉の板材を製材している所に頼んでいるそうです。年中何時でもいいって物じゃなくて虫が入らない時期に切り出された杉から剥いだものだそうです。 この防腐剤を塗った土台の上に柱が組み立てられていきます。土台は、国産の栗材でこの材料も最近じゃなかなか手に入らなくなったそうです。 瓦の下には、この防水シートを引きその上に杉皮そして赤土が乗ります。
さて次はいよいよ棟上げ式です! 新築の記録INDEX
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